昔の沼津魚市場「LOST IN TIME」ココロノウタPV

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21年前、2003年の沼津魚市場、沼津港、我入道海岸映像をYouTubeで見る事ができる。

2001年結成、UK.PROJECT所属の音楽バンド「LOST IN TIME」、YouTube16万回再生「ココロノウタ」PVをご紹介。冒頭のビル群以外は、全編沼津港周辺での撮影です。

昔の沼津魚市場「LOST IN TIME」ココロノウタPV
目次

YouTube「ココロノウタ」

ココロノウタは、「LOST IN TIME」さんのセカンドシングルです。

沼津魚市場が活気あふれる時代の風景です。2024年現在は建造物なども無くなっていたりする。

沼津魚市場
太彦水産トラック
この風景は、もう見られない?
背景は、現在様変わりしている
メンバーとエキストラさん
メンバーと太田社長

沼津港関係者ならだれもが知っている「太彦水産」の太田社長(黄色のシャツ)に、あれこれ貸していただき。

フィルムコミッション活動時代、事務所用に社屋スペースを貸してくださった「光秀堂石川」スタッフさんにも急遽ご出演いただき。

ココロノウタ 歌詞

映像を見ると、「悲し~いことがぁ~」と、思わず口ずさみたくなっちゃう、心に刺さる歌ですよね。

大声で笑いたいのに 笑う事が出来ない僕と 大声で泣きたいのに 泣き出す事が出来ない君
痛みに慣れてしまったのは きっと臆病だったから 夢を忘れてしまったのは 変わらぬ日々に疲れたから
ありのままで こころのままに 僕はこの唄を歌う
悲しい事が悲しい訳じゃなくて 悲しいと言えない事が悲しい
ありのままでこころのままに 僕はココロノウタを歌う
悲しい事が悲しい訳じゃなくて 悲しいと言えない事が悲しい
嬉しいことが嬉しい訳じゃなくて 嬉しいと言ってくれる君が嬉しい

作詞・作曲:海北大輔(LOST IN TIME

LOST IN TIME」公式サイト

10年、20年と変わらず継続するって、大変だけど大切よねーと。がんばろうって気になります。

私も30歳から、50歳になり。メンバーさんも更にオトナになっている。変わらずカッコイイのが羨ましい。

残したいものってあるよね、特に風景

関係者で記録を残せる人って限られます。記録しても誰もが閲覧できる。っていうわけにはいかない。

1953年公開の映画「ローマの休日」は、70年以上も前の当時のイタリアを今でも、日本の私達も、誰もがいつでも見る事ができる。第二次世界大戦後の復興期に、外国人観光客が大量に訪れる空前の観光ブームを巻き起こすきっかけを作った映像作品です。

映画やドラマは、ロケーションに加えて、物語がプラスされるので、「ニューヨークに住みたいと憧れる」最初のきっかけは、映画だったりドラマだったりする。というのは昔も今も、人々の行動はさほど変わりません。

フィルムコミッションの果たす役割

観光誘致活動の一つに、海外は古くから「映像作品誘致」活動があって、ハリウッドで撮るより、何かと都合が良い国で撮る。というのがあります。

ヒト・モノ・ロケーションが全て揃っていて、さらに税制優遇はじめインセンティブといった優遇措置まで国が用意するわけです。

(ネットフリックスの普及で、現代は実に多くの他国映像制作会社とのタッグが日常になっていますよね。)

誘致側は、作品制作時の雇用創出もさることながら、セットを組めば1億、10億と経済効果をもたらします。主目的は、作品公開後の観光客誘客です。(2000年頃の沼津では、経済効果1億程度でしたが、セットを組める小山町は10億とか軽くいっていた。)

イタリアフィレンチェが、今もオレンジ色の建物が並んで、観光客が写真を撮りたくなる風景を残せていられるのは、経済効果を生み出せるからでもあります。(二次利用まで戦略を立てない日本の誘致活動は、足元には及ばない数値)

これらの誘致活動、および二次利用を統括して行う組織がフィルムコミッションです。

私も、世界の先進地に学び、1999年に組織をつくりました。

記録とか、継続って、難しい

LOST IN TIME」、「ココロノウタ」PVは、組織が初期段階の誘致作品です。

完成作品もCD?DVDで頂きましたが、20年もたつと、パソコン買い換え、家の引っ越しで断捨離、PRサイトドメイン解約などの理由から、記録したものも消滅しちゃいます。
当時は、フロッピーディスクや、MOディスクが主流の時代。

その点、こんな風にYouTubeで動画、映像が見る事ってホントありがたい。って思います。

時が経てば経つほど、年をとるほど?昔の風景への愛着がわくものですね。

再生数が回ると、記録(ロケーション)は継続して残される、かも?

映画やドラマとは異なり、PVプロモーションビデオ、MVミュージックビデオは、YouTubeで無料でいつでも見る事ができる可能性が高い作品形態です。

また、音楽ならではの固有のファンがついています。ファンがいるため、YouTube再生数は回り、動画は残されやすくなります。

フィルムコミッション時代、映画やドラマは、馴染みのある役者さんが多数出演する、物語がある。監督を知っている。といった理由で、地元協力者は多く。

一方、PV、MVだと、アーティストは知っていてもよく分からない。PV見ないし。などの理由から、ロケーションが借りられない。という地元理解を得られにくい事が多い作品部類です。(当時は、PVを見られるメディアは少なかった)

ですが、誘致側としては、映画やドラマより、PV、MVの方が地元にはメリットがある事、理解努力をしていた。そんな時の作品が、「LOST IN TIME」、「ココロノウタ」PVでもあります。

2003年当時は、YouTubeなるものが世にでてくるとは思わなかったけれど。

YouTubeと、動画を残してくれた方に感謝です。20年たって、「記録が長期間残るのがPV!」を実証できた。
という記録をサイトに残しておこう。

wordpressにも感謝。

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