あなたの会社にWebコンサルがいればできる!ブログ

アドベンチャーレース初開催!舞台は沼津!世界の海運物流を支える企業19ヶ国192名が駆けた
公開日:2023年05月28日 / 最終更新日:2024年1月12日PRサポート
記事をシェア

世界50カ国、200以上の港で150万人の船員を支援する、船員支援慈善団体ミッション・トゥー・シーフェアラーズ Mission to Seafarers :MtS主催のアドベンチャー・レース・ジャパン Adventure Race Japan: ARJが、2023年5月18日(木)~5月21日(日)に、伊豆市と沼津市で開催されました。

3年前に企画され、こっそり開催されようとした大会の情報を5月10日にキャッチしました。

世界を見聞する人たちが、第1回のレース会場に沼津を選んでくれたことは、沼津市民として大いなる誇り。「こりゃ!お手伝いしなきゃ」と、有志を集めて沼津エリアのアテンドをサポートしました。

盛大に開催されたアドベンチャーレースジャパンの模様を記録しレポートします!

沼津市(ウィズスポーツ課)は、スポーツによる地域産業活性化を目的に、合宿誘致に取り組んでいます。今後の誘致活動の一助となればと思います。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

目次

アドベンチャーレースジャパン in 沼津 自然と挑戦の舞台

日本の美しい自然環境とスリリングなアウトドア競技が融合したアドベンチャーレースジャパンが、伊豆市・沼津市で日本初開催されました。

沼津市では、5月20日(土)に、トレイルラン(香貫山)とSUP(島郷海岸)レースがありました。(SUPは天候により中止)

なぜ世界各国からレース参加者がやってきたのか。なぜ沼津がその場所に選ばれたのか、そして素晴らしい主催者団体やコースの詳細をご紹介します。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

アドベンチャー・レース・ジャパン概要

レース名 MtS Adventure Race Japan2023 ARJ アドベンチャー・レース・ジャパン2023
開催日時2023年5月18日(木)~5月21日(日)
主  催Mission to Seafarers MtS ミッション・トゥー・シーフェアラーズ
レースディレクター笠井総子氏 インターナショナルレースディレクター 
参加者選手:192人、64チーム、19か国、40社
女性37人・男性155人、22歳~65歳、60歳以上の参加者13人
参加企業・スタッフ:234人
香港、中国、パプアニューギニア、シンガポール(57人)、アメリカ、
イギリス、日本(60人)などから参加。スポンサー30社

レーススケジュール

5/18㈭ 選手受付・ブリーフィング(伊豆市)
5/19㈮ 1日目:仁科峠、船原峠だるま山コース(伊豆市)トレイルラン
5/20㈯ 2日目:香貫山コース(沼津市)トレイルラン
8:45①ロングコーススタート(総距離 8.6km)沼津市 中央公園~島郷海水浴場~志下海岸
9:45②ショートコーススタート(総距離6.8km) 沼津市 香陵台公園~島郷海水浴場 ~志下海岸
※悪天候の為SUPレース中止
10:30トップチームゴール
14:00最終チームゴール
5/21㈰解散(伊豆市)
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

The Mission to Seafarers SNS

香貫山トレイルラン Trail running race

コース:トレイルランでは、ロングコースとショートコースの2つが用意されました。

ロングコース(8.6km)のスタート地点は、沼津市内の中央公園です。

ショートコース(6.8km)のスタート地点は香陵台公園。

両コースともに、香貫山志下坂峠で山を下り、島郷海岸を目指します。

富士山の雄大な景観と挑戦の難度に魅了されながら、様々な地形や障害物を克服しました。香貫山の素晴らしい景観と厳しいコース設計が、彼らのアドベンチャーレースを一層盛り上げました。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

トレイルランって何?

自然環境でのランニングスタイルで、山や森などの挑戦的なルートを走り、自然の地形や障害物を乗り越えながら目標地点へ向かいます。

今回のアドベンチャーレースジャパンでは、3人が1つのチームを組んで協力しながらレースを行いました。

スポーツ×富士山

富士山を有する静岡県は、世界的なスポーツイベント開催地として魅力的な立地です。

静岡県では、毎年4月に開催される「ウルトラトレイル・マウントフジ(ULTRA-TRAIL Mt.FUJI)」が、日本で唯一ウルトラトレイルレースの国際競技に選ばれているトレイルランのレースです。(条件の一つ:最低20ヶ国以上からの参加)

中央公園:便利なアクセス

沼津駅から徒歩7分に位置する中央公園は、アクセスも良く、日ごろイベント会場に使用されるなどして市民に親しまれている公園です。

トイレ完備、機材搬入の乗り入れのしやすさに加えて、中央公園から続く「あゆみ橋(歩行者専用橋)」を通って、香貫山までのルートはわかりやすく。香貫山登山を目的とするレースのスタート会場には、もってこいです。

参考サイト:沼津市役所 中央公園

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

香貫山:360度パノラマ景色とアップダウンの連続

香貫山は、標高193mの山で、沼津アルプスと呼ばれる連山の一峰です。途中の香陵台まで車で登れる登山ルートや、香陵台から周回して山頂まで行ける周遊ルート、その他多数のハイキングルートがあります。

登山中いたる箇所で富士山や駿河湾、沼津市街が眺められます。低山ですが、激しいアップダウンの連続が登山者には歩き応え十分な魅力となっています。

沼津駅や中央公園からの香貫山登り口は、「沼津甲羅本店八宏園」さんの前を過ぎた場所にあります。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
アドベンチャーレース日本初開催!舞台は沼津!世界の海運物流を支える、名だたる企業19社230名が駆ける

島郷海岸 SUPサップ Stand Up Paddleboard

島郷海岸は、島郷海水浴場とも呼ばれており、遠浅の海岸に長さ300m、幅30mの広い砂浜があり、波が穏やかなため、SUP(スタンドアップパドル)を楽しむことができる場所としても人気があります。

SUPは、サーフィンのロングボードのような大きめのボードに乗り、立った状態でパドルで漕いで水面を進んでいく海上散歩を楽しめる新しいウォーターアクティビティ、マリンスポーツです。

島郷海岸周辺には、ウィンドサーフィンやカヤックを楽しめるショップが4店舗あり、県外利用客にも人気のスポットです。

島郷海水浴場:沼津観光ポータル

沼津市でSUPが楽しめるショップ

ドゥメールオオカワ:SUP体験、ウィンドサーフィン

沼津セイリングスポット:SUP体験、ディンギー、カヤック、ヨット

カヤックタパ自然学校:SUP体験、リバーカヤック、キャニオニング

カイナニパドルスポーツ:SUP体験、シーカヤックツアーガイド

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

レースゴール会場は、志下海岸 駐車場

香貫山登山口「志下坂峠」で山を下り、島郷海岸が「SUPレース」会場。(今回は風の為中止)

隣接する志下海岸駐車場が、「レースゴール」会場です。

ゴール後は、順位によりメダルを授与されました。

沼津特産品のみかんや軽食、ドリンクがふるまわれ、海岸で仲間が到着するのを見守ります。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

島郷海岸の目と鼻の先に、志下海岸があり、防波堤と海岸の広いスペースに駐車場として整備されたエリアがあります。

イベント等が開催される際は、海岸に打ち上げられた流木やガラス等の海岸清掃が施されます。

(東日本大震災以降は、防波堤の扉は締まっており一般には開放されておりません。)

志下海岸:子供と100倍楽しむ自然の遊び場

映画&ドラマ×誘致(フィルムコミッション)

「シン・ゴジラ」「進撃の巨人」で知られる樋口真嗣監督はじめ、数々の映画やドラマの撮影ロケ地として使用される志下海岸です。

参考サイト:11/23(月・祝)樋口真嗣監督、谷國大輔氏、栗原裕康市長トークセッション 

参考サイト:映画撮影のロケを誘致して観光振興を図る(日本商工会議所)

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

SUPレースは、あいにくの中止

SUPには、穏やかな海が必要で、当日は風がありレースは中止となりました。

海外からの参加者はSUP経験者も多く「SUPを楽しみにしていた。やりたい!」と、リクエストもありました。

女性

レースは中止だけど、せっかくボードもあるし遊ばせてくれないか?

社長
主催者に聞いてきますね。うーん、残念ですが、安全を期して「ごめんなさ~い」

目の前に海はあるのに、SUPができない。残念でした。

けれど、運よくSUPで使用するために用意させれていたライフジャケットを着用し、大勢のライフセーバーさんに見守れながら海水浴を楽しみました。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

SUPは、前日雨のなか6時間かけて設営

長野県からはるばるSUPレース運営に来られたのは、SHIGA MOUTAIN DISCOVERYの湯本祐太郎代表達3名。

5月19日(金)雨の中、午後3時~9時まで、75台ものボードに空気を入れる作業。おつかれさまでした!

当初予定230名のSUPレース参加者に対応するため、75台のボードを用意できることなどもレース運営対応条件でした。ボードは気圧、熱、衝撃などで壊れやすいのだそうです。

女性

湯本代表。明日レースですが、島郷海岸の波はどんな印象をお持ちですか?

社長
穏やかな波で、アプローチしやすい海岸線ですね。
僕らは海無し県の長野ですから、大変羨ましい環境です。富士山を見ながらSUPを楽しめるなんて!恵まれていますね。明日は晴れてレースが盛大に行われることを祈って、頑張って準備します。
女性

雨の中の設営ですが、お身体大丈夫ですか?何かお困りはないですか?

社長
美味しい魚を食べて、温泉に入りたいです。

志下海岸には、すぐ近くに日帰り温泉ができる旅館翠泉閣やホテルがあります。食事は、沼津港食堂街はじめ、大瀬崎ダイビング客に人気の食事処も車で5分以内に複数ある立地です。

今回は、夜遅くなったため、車で30分の伊豆長岡温泉の「弘法の湯」で冷え切った体を温めていただきました。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

Mission to Seafarers は、世界中の船員を支援する団体

ミッション・トゥー・シーフェアラーズは、英国教会で設立された宣教団体で、過酷な労働条件で働く海運従事者を助ける目的で、1856年に設立されました。

イギリスの故エリザベス2世女王陛下が団体元代表で、プリンセスアン王女が会長を務めています。

本部はイギリスロンドン。世界50カ国200以上の港に拠点があります。日本には横浜、神戸、東京に拠点があります。

スタッフが港に入ってくる船を毎日訪船し「船員」と対話をしながら、物心の両面からのサポートを行なっています。

女性

本来ライバルともとれる海運会社に従事する船員さんを、会社の垣根を越えて支援する団体があることが不思議なのですが、海運業界ならではなのでしょうか?

社長
海運会社にとって、船員は最も貴重な資産です。長期間船上で働き、家族と離れて生活しなければなりません。
海運業界では、船員の支援が重要視され、その取り組みは他業界では珍しがられることがありますね。
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

なぜ Adventure Race Japan2023をやったの?

「船員」をサポートするためのチャリティ活動はさまざま行っているが、

少しでも多くの寄付金を集めること。
海運関係者が情報交換を行い交流を深める機会。
ミッション・トゥー・シーフェアラーズの活動を理解してもらう機会。

そして、「船員」のサポートに特化した野外チャリティイベントをやろうとなったのが、このMtS Adventure Race Japan2023です。初めての開催です。

パンデミック前、3年前に企画して動き始めたが、延期となり、ようやく開催にたどり着けました。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

なぜ日本で開催したの?

アジアでアドベンチャーレースを企画するというアイデアがあったとき、海洋世界における重要な位置を考慮して日本が第一候補でした。

日本は海運王国です。多くの海運企業が日本にいるからです。

また、日本の文化は特別で素晴らしいものになると考えました。

The Mission to Seafarersは、50か国200の拠点がある。東アジア地域には、7か国に拠点、11のオフィスがあります。タイ、シンガポール、フィリピン、香港、韓国、日本、インドネシア。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

なぜ伊豆・沼津が選ばれたの?

東京からのアクセスが良いこと。伊豆半島は2018年世界ジオパークに指定され、伊豆半島の美しい景色と日本の文化を楽しめると考えました。

スパルタンレースコースディレクターとしても知られる笠井総子氏により、伊豆市にオフィスを持つトレイルラン大会運営の第一人者千葉達夫氏とともにレース運営が行われることになりました。

海の仕事だから、トレイルランに加えて、海のスポーツを組み込みたかったから海がある沼津となりました。

海のスポーツも様々あるが、SUPは、初心者から上級者でも幅広く楽しめることが魅力でした。

沼津には、VIPのお眼鏡に叶うホテルがない?

ホテルは沼津市でも探したが、バンケットホールや部屋のグレードなど条件に合うホテルが見つからなかったそうです。よって宿泊は伊豆市となりました。

フィルムコミッション活動時代、ロケ地は小山町、宿泊は御殿場市や沼津市。ロケ地は掛川市、俳優さんの宿泊は袋井市「葛城北の丸」といった具合で、VIPでも対応できる宿泊先がある事も誘致活動では重要です。

国際的な誘致活動でも、大人達の買い物は御殿場アウトレット、子供たちの遊び場は富士急ハイランドといった市町、県の垣根を超えた柔軟かつ迅速な連携が求められます。

その周辺エリアの「一番をアテンドできるか」なのですねー。

インタビュー 主催者Jan Webberさん

Jan Webber(ヤン・ウェバー)さん:アドベンチャーレース日本委員会 The Mission to Seafarers開発ディレクター

船員たちは、限られた数の他の乗組員と交流し、船室で孤立して余暇を過ごすことがよくあります。これでは精神的、肉体的健康のバランスが保てないのです。

パンデミックによって、上陸許可が下りない船員にかわって、私たちスタッフは、薬にチョコレートバーや新しい歯ブラシ、時にはマクドナルドを船に届けました。

私たちは、単なるショッピングアシスタントではなく、船員と話をして心のケアも行います。それらの費用は寄付によって成り立っています。

The Mission to Seafarersの活動は、海運業界の「縁の下の力持ち」です。目立たないようにビジネスを進めていることが多いため、業界がこのサービスの利点をサポートし、認識し続けることが非常に重要です。

日本でアドベンチャーレースを開催できたことは嬉しい!

船員支援活動にスポットライトを当て、世界中でさらに実現するために業界の皆様にご協力いただけるようアドベンチャーレースを開催しました。

世界ジオパークに指定された、こんな素敵な日本の美しく素敵な景色のなかで、記念すべき第一回のアドベンチャーレースジャパンを開催できたことを本当に嬉しく思っています。

富士山、海、山に恵まれたこの土地で、レースを開催できました。選手たちの笑顔を見て、私も嬉しい。選手たちが喜びをわかちあい、共に汗をかいて参加できたことに感謝しています。

沼津の皆さん、ありがとうございました。

陸地休暇と船員の福利厚生に関する懸念、The Mission to Seafarers の開発ディレクター Jan Webber による:ノーチラス・インターナショナル
ノーチラス・インターナショナルとは?

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

インタビュー 主催者蓮井賢治さん

蓮井賢治さん:アドベンチャーレース日本委員会、ノルスターシッピング東京 代表

日本の物資の輸出入の95%以上は海上輸送が担っています。世界中の船員さんによって僕たちの生活が成り立っているといえ、日夜一生懸命働いている「船員」は私たち海運業界で働く者にとってのヒーローだと思っています。

それぞれ所属する会社にとってもだけど、垣根を越えて船員のサポートをするThe Mission to Seafarersの活動は素晴らしいもの。この活動を広げ、海運物流と船員を支えたい。船員のために何ができるかと考えた時、リフレッシュできて、横の交流ができる、アドベンチャーレースをやろうとなりました。

このイベントはチャリティーイベントで、僕は広報活動も担った。スポンサーがきちんと集まることが大事だから、US$1mill 以上(1億5000万円)集まった。成功だよね。イベント関連の費用を除いた収益部分は全て世界中で活躍する「船員」のために有効活用されます。

2年後2025年も日本で開催したいと思っています。伊豆&沼津のレースは良かったから、この場所でまた開催実現たらいいよね。沼津の皆さんにも応援してもらいたい。

このアドベンチャーレースは、日本において、The Mission to Seafarersという団体の活動も知ってもらう機会にしかったが、その目的も果たすことができた。 沼津にも多くの海に関わる企業もいるよね。共に分かち合う事できたら嬉しいよ。

世界中で働く「船員」を応援しよう!マリタイムバンクブログ日本マリタイムバンク株式会社

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

インタビュー 日本選手

機関長を経て、現在は陸上勤務。機関長時代は自動車やタンカーを輸送していました。

大会には僕たち会社からは2チーム参加、女性が2人。日本人チーム。プライベートでもトレイルランをしています。伊豆にも沼津にも来ていたよ。ドンピシャの大会だった。会社をあげて参加した。スポンサーにもなったし、イベントには当社社長も来ている。

(コロナでイベントが延期され、3年越しの開催となった。)

コロナでは、下船したくてもできなかった。ビザがおりない。世界中の船員は辛かった。病気をしても下船できない。家族にも会えない。船員達は本当に辛かったんです。

コロナ後の開催となった今日、喜びもひとしおだった。皆と出会えたこと。こうやってスポーツで汗を流して喜びを分かち合えたこと。楽しかったよ!

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

インタビュー ジョージア人選手Tevdoradze Davidさん

NorthStandard勤務、現役の船長さん、タンカー、ケミカルの船を運行しています。

中国とインドのエンジニアスタッフと参加しました。見てよ!5位でゴールしたんだよ。

トレイルランの香貫山はアップダウンがあってきつかったけど本格的なコースで楽しめた。僕たちは入賞を狙っていたから、頑張ったよ。Supは風が強くて実施できなかったど、晴れて良かったよ、みんなは海水浴を楽しんでいたしね。

素晴らしい日本の景観を楽しみながらレースに参加できたことは嬉しかった。感動したよ!日本の皆に感謝している。今日もこうやって取材してくれてありがとう!

また会えたらいいね。

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

沼津おもてなし隊・ご協力者

10日間という短期間でのご手配ご尽力を賜りました。ありがとうございました。

環境省・静岡県・沼津市・志下自治会・沼津市役所職員さん・沼津朝日新聞静岡新聞沼津甲羅本店八宏園旅館翠泉閣

手配・当日サポート:沼津市役所OB
記録・手配・当日サポート:塚田漁網店石川佐和子さん 
関係者向けリリース作成・当日サポート:中屋行政書士事務所
手配助言・PR:渡辺周事務所スタッフさん・元沼津市議会議員市川道隆さん・読売新聞沼津支局長
視察:静岡県議会議員曳田卓さん・沼津市水産海浜課渡辺課長

アドベンチャーレースを知る記事

静岡県内メディアは後日ご案内します。

MtS主催のアドベンチャーレースに出場しました~世界中の船員のために~:商船三井

Mission to Seafarers主催の 「アドベンチャーレース・ジャパン」のスポンサーとして レースに参加しませんか?:ニューズウィーク日本版

船員支援のアドベンチャーレースジャパン、国際海事展でトークショーを開催:ヤフーニュース(日本海事新聞)

The Mission to Seafarersの活動をサポートします:正栄汽船

商船三井、MtS主催アドベンチャーレースに出場:LOGISTICS TODAY

アドベンチャーレースジャパン2023での持久力の勝利が船員福祉のために130万米ドルを集める:マリンインサイト

コロナ禍とMission to Seafarers: IFSMA便り(一社)日本船長協会 理事 赤塚 宏一

ミッション・トゥ・シーファーラーズ アドベンチャーレース・ジャパン 5月18日~21日:Sea Technology magazine

乗組員の健康維持へのイニシアチブ:UK P&Iクラブ

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

参加チーム・スポンサー

Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan
Mission to Seafarersアドベンチャーレース日本初開催 沼津世界の海運物流 Adventure Race Japan

表彰チーム

グリーン ドラゴン レース  総合優勝者
1 位 BW ハイカーズ 2 位ソール メイツ 3 位ブレイブ ブロッサムズ

ブラックドラゴンレース  総合優勝者
1 位 BSM Global 2 位 MOL Aチーム 3 位 Core Burners

グリーン ドラゴン レース   最速チーム
1 位 TST 2 位 BW ハイカーズ 3 位 Shoei

ブラックドラゴンレース 最速チーム
1 位 ISC 2 位 MOL Aチーム 3 位 Core Burners

グリーン ドラゴン レース   最高額の募金活動
1 位 ノースター 2 位 ソール メイツ 3 位 BW ハイカーズ

ブラック ドラゴン レース   最高額の募金活動
1 位 Keido・ IDO (共同受賞者) 2 位シティ オブ エジンバラ 3 位ノースター

編集後記 ようこそ沼津へ

12歳~18歳の時、NGO団体で世界を旅するクルージングのアテンドをしていました。

当時はインターネットもなく、日本で知り合いづてに受け入れをしてくださる方を見つけて、国際電話をかけてFAXを送り、アポをとり各国に下見に出かけます。

ベトナム、パレスチナはじめいくつかの国は、当時はビザがとれない。観光目的の入国ができない国もあらゆる手段を講じて船を無事に入国しプログラムを手配する。

本番当日は40名~800名、時には1000名近くのイベントを仕切ります。主催者は、1980年代当時は私を含めてスタッフのほとんどが学生でした。

事前打合せ、意思疎通なんてそこそこですし、英語が通じない国もあるし、ハプニングは日常ですが、港に船が到着すると、音楽や踊りで大勢の人が出迎えてくれたり、トラブルにも迅族に対応してくださる各国のおもてなしに救われ、良い思い出だけが残っています。

沼津市民は、地元のプロ

そうした経験をした参加者は、帰国後(下船後)再度その国を訪れ、その国を好きになっていきます。スタッフ仲間は、自ずと関連する仕事に従事していきます。各国の架け橋となり、30年経た現在も多大な貢献をしていく人材となっています。

私は、家業がら沼津港食堂街に訪れる人向けに、インターネットを介して道案内をしてきました。

また、映画やドラマの撮影誘致をするフィルムコミッション団体を設立するなどして、映像制作者向けの静岡県内の環境整備を行ってきました。

フィルムコミッション時代の仲間、千葉達雄氏(株式会社ソトエ)が頼ってくれた&フィルムコミッション仲間の協力のおかげで、

今回のアドベンチャーレースは、スポーツ誘致をするために求められる受け入れ体制とは何か。資源は何かを学ぶ機会となりました。

「誰に頼まれたの?」

10日間の手配のなかで「誰に頼まれたの?」と尋ねられる事がありました。

フィルムコミッションでは、東京から離れた県ほど「誰に頼まれたわけでもないが、おもてなしをする」傾向にあることを学びました。

役所職員が、正月も週末もつきっきりで旅行会社のような役割を果たしたり、地場食品をロケ現場で提供したり。上長の指示を待つことなく、現場の空気を先読みしたアテンドが誘致活動には求められます。

「こうしたら喜ばれるだろう」「こうしたら、僕らの県で映画の撮影をしてくれるだろう」と思う事を実行する。そうしたおもてなし活動ができる市町は、多くの誘致活動に成功しています。

誘致活動は、競争であり、その街の営業努力の賜物なんだと感じた経験です。

今回も、そういったわけで、「誰に頼まれもしないけれど、世界から訪れた船員さん達が、香貫山や島郷海岸、更には沼津を好きになってくれて、プライベートで訪れたい!また大会を開きたい」となったらいいな。

もしかしたら、このブログを読んだ人が「スポーツ大会の会場を探しているけど、沼津を候補地に選んでもいいんじゃない?」のきっかけになったらいいなーと思う今日この頃です。

記事をシェア

新着記事