拡散力に強いTwitter、画像が必須のInstagram、地元つながりに強いFacebook、動画のYouTubeなど、無料で宣伝ができるSNS。「個人、プライベートでは閲覧したり発信するけど、会社では使っていない。」「アカウントだけは持っているが、ほとんど更新していない。」という中小企業は多いでしょう。
企業がWeb集客を行う際には、SNS運用を自社内で行うことをオススメしています。
「ホームページを会社」とすると、「SNSは御用聞き営業マン」となります。商品チラシを配布したり、お客様のニーズをキャッチする役割を果たしてくれます。


プライベートでは閲覧するけど、会社のアカウントは、更新できてなくて。何から再開したらいいかな?

SNSは、いつ始める?今でしょう!
飲食店や小売業、ECサイトを運営している企業は、Twitter、InstagramなどのSNS、食べログといったポータルサイトの取り組みは既に取り組んでいる企業が多い業種です。
病院などSNSの取り組みは慎重に選んだが方が良い業種はありますが、
「競合が多い」「売り上げが落ちてきた」「イイ商品なのに、魅力を伝えられていない」「人手不足」「資金不足」といったお悩みをお持ちの企業様は、ホームページを集客できる状態に整えておくと共に、SNS運用をはじめた方が良いです。
「競合が増えたら」、SNSを始めるタイミング
「売上が落ちてきた」のは「競合が多い」「ライバル会社が増えた」からなのか、業界全体が落ちてきたのか。瞬時に正確に知ることは難しいですが、
Web(ネット)上で、ライバル企業の取り組み等を知ることはできます。
あなたの会社で扱うメインの商品名と地域名でGoogle検索をして、1ページ目の上位にどの会社が表示されるか。あなたの会社は1ページ目に表示されるか?
検索例)「ひもの 沼津」「パスタ 三島」「歯医者 函南」「弁護士 清水町」
「一年前、三年前は上位に表示されていたのに」「ライバル企業があたなの会社より上位に表示される」となったら、SNSをスタートさせる好タイミングです。
私どもの「健康診断プラン」「運用プラン」では、あなたの会社とライバルが、どのくらいWeb施策を施し、各SNSやポータルサイトからユーザー(お客様)の認知度が高いのか、口コミとして言及されているのかなどをリサーチし比較しご提案しています。
規模の大小は関係ない、Webの世界
ターゲットにするお客様、業種によって異なりますが、新規のお客様を獲得したい場合は、地元で知名度があっても、Web施策を行っていないとWeb上では、お客様が商品を選ぶ際に、選択肢に上がりません。
会社のホームページを持っていても、そこに商品や新しいサービスを掲載していなければ、ライバル会社との比較で負けてしまうかもしれません。
ホームページ、SNSをはじめとするWeb上では、知名度(地元で名の知れた会社か)や会社規模(売上高、従業員数、創業年数、取扱品数)より、「認知度を高める」ことが重要です。
会社名は知っているけど、何を売っている店か知らない。ではいけません。
知名度(会社名は知っている)→→→ 認知度(何を取り扱う会社か)を高める
どれをやる?Twitter、Facebokは必須かも
Twitter、Facebookは、SNSとして歴史も古く、家族や社員もアカウントを持っている可能性&認知度が高く、企業としても運用取り組み必須と言えます。
なぜ、必須か?
「だって、みんながやっているから」
人の集まるSNS(コミュニティ)で、宣伝しなきゃもったいないです。
Twitterは、拡散力がピカイチです。
Facebookには、地元のコミュニティが揃っている可能性があります。オーナーさんがお友達が多いなら、是非個人のFacebookに加えて、会社のFacebookも運用してきましょう。
Instagramは、業種や取扱品目によっては運用をオススメします。
YouTubeは、まずは、動画の保管庫としての運用をオススメします。会社の動画持っているけど、パソコンの中、ホームページに掲載しているだけでは勿体ないです。YouTubeに加えて、他SNSでも活用ができます。
Googleビジネスは、必須です。

SNSは、どれから始める?
1)会社のアカウントを持っているなら、まずはそこから始めます。
既にアカウントをお持ちのSNSは、財産ですから活用しましょう。
更新が滞ってきた理由は、何でしょう?
「やれる人がいない。やっていた人が退職した」「何を投稿したらいいのか、わからない」「操作方法がわからない」「パスワードがわからなくなった」など、
私どもでは、更新を止めた原因を確認して、更新を再開できるよう指導します。
2)手っ取り早く始められるSNSからスタートする。
新規開設や運用が比較的、簡単なSNSから始めてみましょう。
Twitter、Facebookがオススメです。
3)目的にあったSNSに着手する。公式LINE
TwitterやFacebookを運用して、SNSの操作方法、使い分けができるようになり、「もっと活用したい」「お客さんに郵便でお知らせを送っている」「ダイレクトメールをしている」という企業は、
公式LINEの運用をオススメしています。
SNS、誰が担当する?
「パソコンが苦手」「操作方法がわからない」といったお悩みは、私どもの「運用プラン」をご利用のお客様には、できるようになるまでマンツーマンで指導を行っていきます。
苦手意識の改善や、操作方法は、慣れれば解決するのでご安心ください。それよりも大事なのは、「商品を知っている」「お客様と接している」か、です。
1)営業、受付、お客様と接する部署スタッフ
会社規模にもよりますが、営業職の方がいなくても、受付業務の社員さんが担当するのがオススメです。お客様と対面で接している社員さん。対面はないけれど電話対応をしているパートさんもOKです。
あなたのお客様が、「どのような問い合わせをしてくるのか」
問い合わせ内容で、お客様が貴社の「どんな商品に興味があって」「どんなことを知りたがっているか」がわかります。また、多く尋ねられることは、ホームページに掲載されていない内容かもしれません。掲載されていても、わかりにくい箇所に書かれている可能性もあります。
私どもの「運用プラン」では、得意分野やパソコンスキルに応じて、社内でチームを作って運用サポートを行っています。
2)現場スタッフ
商品を作っている、提供している社員さん。
商品をより深く知り尽くしている事が、SNS発信のコンテンツづくりには重要です。
貴社の商品を購入するお客様には、現場スタッフの商品にかける思いやこだわりに触れることで、更なるファンを増やすことに繋がっていきます。
3)パソコン操作に長けているスタッフ
社内に、パソコン操作に長けているスタッフがいると心強いです。
4)社内で運用チームを作りましょう
社内にWeb担当者がいればOKなのですが、なかなか居ないものです。
「パソコン操作が多少長けている人」「お客様のニーズがわかる人」「商品を知っている人」「プライベートでSNSをやっている人」それぞれ得意分野が異なる社員さんで役割分担、チームを組んで運用するのがオススメです。
4)オーナーさん、社長さんの役割
SNS運用は、「今月で終わり!」という終点はなく、絶え間なく運用していって育っていきます。
スタートして3カ月目の目標、半年後の目標を定めながら、目標達成したから、次はコレをやってみよう。という具合に進めていきます。
社長さんには、SNSで成果が出た暁には、社内で讃えていただくと、SNS担当スタッフのモチベーションアップとなります。
社員さんによっては、ご家庭でも「明日はSNSに、あのネタを書こう」と思いを巡らせ、会社のファンを増やす投稿を行います。会社の事を想い、理解している社員さんだからこそ書ける投稿ネタがあり、貴社のフォンを増やし、ファンがお客様になっていきます。これは、SNS運用の外注業者にはできない仕事です。
SNS担当者 向いている人・タイプ
会社の業務に関係なく、元々備わっている性格・タイプでSNS担当者として向いている人がいます。
1)情報収集が好きな人・比較検討する人(発信力)
「ガソリンの値引き情報が欲しいから、ガソリンスタンド店のLINE登録している」「美味しいモノ食べたいから、お取り寄せしている」人は、「このお店、もっとこうだったら、リピート通いしているのに」といった欲求も併せ持っています。
そんな人が、SNS担当者となると、貴社のお客様の立場・視点で「どんな情報を発信したら、うちの会社に興味をもってらえるかな?」「自分だったら、こんなサービスがあったら来たくなるよね」と、置き換える事が容易です。
集客には、「うちの会社は、こんな商品あります」から→→→「うちの会社の商品は、こんな悩みの方にこんな使われ方をしています」といった事を理解していたうえで、情報を発信することが大切です。
2)良いものは友達にも伝えたくなる人(クチコミ力)
「コレ美味しかったから、友達にもすすめてあげよう」「今日は富士山がきれいだったから、Instagramに投稿しよう」と、自分が気に入ったものを友達や家族と共有したい人は、SNS担当者向きです。
そんな人が、SNS担当者となって「うちの会社の、この商品、もっと知ってもらいたい」という転換が容易にできます。
3)整理整頓、ルーティング仕事ができる人(交通整理)
社内の複数人チームで、SNSを運用していくと、発信した情報が煩雑になっていきます。
・ホームページには掲載したが、SNSでは発信していない。
・Twitterには書いたが、LINEには書いていない。
・クーポンやキャンペーンの有効期限が、FacebookとInstagramで差異がある。
・お盆休み情報、去年は書いたが、今年は書いてない。
同じ情報でも、ホームページ、各SNSで見てくれる人は異なります。運用しているSNSには、くまなく情報を発信したいものです。各SNSを横断して全体を見守る人が必要です。
各SNSの投稿は、自動投稿や、手動コピペ転用で効率的にすすめるコツを覚えて、ちゃんとくまなく掲載できているかを整理整頓できる人がいると助かります。
4)その他(得意分野に応じて)
その他、多様な得意分野を持っている社員さんがSNS運用チームに参加することで、SNSも活発に動きます。
写真撮影が好きな人:上手であることにこしたことはないですが、1枚のきれいな写真よりも、10枚の写真を投稿できる方が良い。
文章を書ける人:こちらも写真同様に、SNSスタート時は、質より量です。まずはSNSを動かすことに目標を立てよう。量をこなしつつも、どの位読まれているのか、アクセス分析を行って、徐々に質を高めていきます。最初から質を求めると、動きが鈍くなるので注意。
社内の人的リソースにあわせて、SNS運用の作業工程を細分化するも良し。一人でやるも良し。SNS毎で分けるも良いです。試行錯誤しながら、まずは動かしていきましょう。
目標を決めて進める。「SNS見て来店したよ!」
「フォロワー100人達成」「SNSクーポン利用者月間10人達成」「(1記事)閲覧者数1000人達成」といった目標を立て、少しずつハードルを上げ、運用チームで達成感を得ながら進めます。
お客様が、貴社の情報を知りたければ「SNSを見れば、書いてある」という環境を整備すれば(もちろん、ホームページにも記載します)
徐々にSNS上での認知度が高まります。「SNSを見て、来店しました」というお客様が増えます。
そして、「新サービス、既存商品のテコ入れもSNSで発信」が社内で習慣ずくと、「即日又は数日以内に購入につながる」という営業体制が整います。
私どもKINKOでは、SNSの開設、操作方法から、どんな写真&ネタを投稿すればいいのか、効率的なツールの選定&使い方、目標の立て方など、社員さんのお困りごとに寄り添いながら「次はコレやりますよー」と旗振り役としてサポートしていきます。

