商店街の活性化を目指す理事長さん、理事さん、商工会議所、商工会さんに向けて
商店街活動を懸命に手掛けた際、地元PRにとどめず、県内外に周知したい。時ってありますよね。
プレスリリースを使いPR TIMESはじめ、新聞社やテレビ局に取材依頼をしたり、そんな時の強い味方「全国商店街支援センターさんの雑誌「EGAO」」をご紹介します。

全国商店街支援センターの雑誌「EGAO」
中心市街地の空洞化が叫ばれ20数年、
TMO(中心市街地活性化協議会)が全国各地で組織された当時は、商店街活性化のPR活動を応援してくれるメディア媒体や支援組織も複数ありましたが、
2006年のまちづくり三法の見直し・法改正により、商店街活動&PRを応援してくれる組織団体の選択肢は狭まりました。
2009年、商店街支援を具体的に実践する組織として、中小企業4団体(全国商工会連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会)による出資で、株式会社全国商店街支援センターが設立されました。
商店街活動の登竜門!雑誌「EGAO」
全国商店街支援センターさんは、空き店舗、繁盛店づくりといった支援メニューと共に、「egao」という雑誌を発行しています。
商店主たちがどのような動機、どんな人、モノ、金を使って、何を目指して、どんな戦略で構築したのか。
全国各地の商店街を訪れ、インタビュー取材して、雑誌発行。雑誌はPDFダウンロードに加えて、ホームページ(テキストデータ)にも掲載されています。
雑誌は、商店街活動や勉強会の場で活用できるバイブルとして活用されるとともに、「うちの商店街も取り上げてもらえるようになりたいなー」という商店街さんがいて、
「EGAO」に載ったら、自慢できる。商店街活動の登竜門と呼べる雑誌です。
❶活性化事例を学べる
・商店街プロジェクト立案時の「ひと工夫ヒント」が得られる。
・自分達商店街のお客様が何を求めているのか。何をやったら成功しそうか?の近道を知れる。
・商店街内外へ理解を得る時に、手に取って見せられるツールとして使える。
❷取り上げてもらえる活動を目指す!
・「取り上げてもらうにはどうしたらいいか?」を考えてプロジェクトを組み立てていく。
・(「EGAO」にどう取り上げてもらいたいか?)「どうなったら成功とするのか?着地点を予め定めておく」と、自ずとプロジェクトがブラッシュアップされる。(仲間を増やしやすいとか、参加者が参加しやすいとか)
雑誌「EGAO」が優れている理由4選
デザインセンス
紙面デザインが、かっこいい!
編集長はじめデザイナー、編集スタッフが一流だから納得の仕上がり。
行政系雑誌でこのクオリティーを保っている媒体は、他にないんじゃないか。(単発は別として)
図やグラフ、写真、空白をうまく使って、読みやすいです。
インタビュー、編集、切り抜きが「的確」
雑誌「EGAO」の編集さんは、取材前の事前リサーチが優れているおかげで、取材進行はスムーズ。
取材、編集、写真撮影、どこを重点的に紙面に書くかの切り抜きが「的確」で、仕上がりが感動モノでした。
(私の経験)記者やライターによって、インタビューで散々話したけれど、仕上がった原稿見たら「えー、そこ?」。読者からも「知りたいところは、そこじゃない」というパターンが多々ありますよね?
メディアに取り上げてもらうメリット、利点は、
❶ライター、編集者のフィルターを通した結果、「自分たちの想いや方針を、読み手にわかりやすく伝えられる」
❷メディア掲載後「自分たちの活動を、どのようにPRすればイイのか」「利活用できる切り抜きポイント」が知れる。&絞れる。
ことにあります。
取材される側は「あれもこれもPRしたい」。けれど、読者が知りたいことは、「その内3つ」とか?
その3つに重点を置いてプレスリリースを更に打つとか、その後の活動に力を入れるなどの近道ができるのです。

広報担当者さんが抜群の「機動力」
全国商店街支援センターの広報担当さんのコミュニケーション&アテンド能力が優れています。
情報収集、情報発信、SNS上のコミュニケーション、リアルアテンド。
雑誌、商店街に限らず「どんなにイイもの作っても、広報担当者の手腕次第」と思っています。
発信するだけでなく、流行を読んだりニーズをキャッチして、組織内にフィールドバックするなども広報の役割ですよね。
3/20本日は「金子さん、郵便物が返却されちゃったんですけど、どこに送りましょうか?」と電話を頂きました。
コレ系で電話してくださる組織、企業ってほぼ無いに等しいでしょう。電話をくれた事に感動して、このページを作成しました。
きちんと仕事をする人を「評価する組織」
大手の雑誌も廃刊になる時代に、雑誌「EGAO」をきちんと作り、きちんと全国に届けてくれる。
皆さんがイイ仕事ができる環境が「全国商店街支援センター」さんにはあるんだろうと思うのです。
優秀な社員さんがいる会社は、トップが優秀だからじゃないかな~。
4団体(全国商工会連合会、日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会)さんと、全国商店街支援センター社長の桑島 俊彦氏(烏山駅前通り商店街振興組合の理事長でもある)のおかげなんだろうと思います。
雑誌「EGAO」に取り上げてもらう為には?
雑誌「EGAO」はじめ、メディアに取り上げてもらう為に必要な作業をご紹介します。
商店街活動PRを行う際に、プレスリリースを自前で作り慣れていない方も多いでしょう。
❶文章書ける人を仲間に入れる
しかし、意欲的な商店街活動を行う際には、
プレスリリースや補助金申請など、外部に向けて自分たちの思いを「文字化できる人」を仲間に入れる事が不可欠になろうと思います。
❷SNSやメール、コミュニケーション能力高い人を仲間に入れる
外部に情報発信できる、ネットコミュニケーション能力、パソコン使えるスキルがある人、広報担当者を仲間に入れると、目標達成への近道です。
❸プレスリリースを作成発信する
PRTIMESはじめ、有料でなくても無料で使えるものもあります。
プレスリリースを作り、新聞、テレビ局、雑誌等にピンポイントでお願いする。
プレスリリースの形態をとらなくても良いのですが、受け取ったメディアの立場になれば、一般的なプレスリリースのフォーマットに沿った方が取り上げてもらいやすいです。
❹メディア媒体の研究をする
どんな商店街活動だったら取り上げてもらえるのか。リサーチ、研究する。
❺メディア媒体さんに、直接アタックする
「egao」さんはじめ、お目当ての媒体に、プレスリリースをメールする。SNSで連絡を取る。
メール、郵送等で検討してもらえないか依頼相談してみる。
または、日頃からSNSを運用しているならば、SNS経由で媒体ライターさんや編集者さんととコミュニケーションを図っておく。
私は、クライアントに郵送費予算があるときには、基本郵送します。プレスリリースだけでなく、記者が取材しやすいような資料やオマケなどを入れて、記者取材セットを同報しています。
クライアントや業態によっては、記者さんに実際に使ってもらえるよう商品を郵送します。
雑誌「EGAO」掲載による、波及効果
雑誌「EGAO」さんに限らず、行政系雑誌の読者は、自治体や国といった行政関係者、議員、商店街、メディア等もあり、テレビ、新聞とは異なる波及効果があります。
❶視察が増える
「実際に現地に行って、視察したい」という商店街、商工会議所、商工会、自治体からの依頼がある。
❷他社から認められることで、商店街活動が湧く
メディアに取り上げられる活動の多くは、「新しい活動のチャレンジ」です。
「新しい取り組み」の立ち上げ時は、地元では評価が分かれる事もあるでしょう。
外部からの評価を得る事で、仲間が増えたり、支援者が増えます。
新たな人、モノ、金。わらしべ長者になる近道です。

❷新宿区商店会情報誌は、新宿区役所に掲載されている。役所が商店街を応援している表れ。沼津じゃあり得ないな。
まずは雑誌「EGAO」を取り寄せてみよう!無料
自分たちの活動PRだけでなく、もちろん全国の商店街がどんな風に商店街を盛り上げているのか?
成功事例、失敗事例、苦労話を知りたいものですよね。
自分たちの活動の何が足りなくて、何を補えばいいのか、もっと見つめなおしたい。など
まずは雑誌「EGAO」を取り寄せて、商店街の理事さんや組合さん達で読んでみよう。
雑誌を通じて「それなら、僕らもやろう」と支持を得られるきっかけになるかもしれない。
商店街活性化の情報誌「EGAO」は、(株)全国商店街支援センターが支援してきた商店街などの活性化事例をまとめた商店街応援マガジンです。
全国商店街支援センター
商店街関係者の皆さまに商店街活動や勉強会の場でご活用いただけるよう、希望部数を無料でお届けいたします。
バックナンバーも、ホームページから見れます。

取り上げて頂いた、商店街事業「沼津港へそマップ」
沼津港の飲食店街、「ぬまづみなと商店街協同組合」で行った「沼津港へそマップ」事業を取り上げて頂きました。
2020年、コロナで観光客が減り「なんとかしなきゃ!」と焦り。
企画立案 2日間:ネットで補助金探して、商店街に許可取り、企画立案、アメリカン・エキスプレスさん助成金申請。
製作 100日間:助成金もらって、企画練り、商店街内外で仲間集め、組合内外取材、原稿書き、デザイン製作、印刷発行。
PR 10日間:プレスリリース書いて、全国メディアに郵送。冊子県内外に配布、ホームページ製作。
そうして、2021年全国商店街支援センターさんに取材して頂きました。連日徹夜の苦労も「商店街活動、明日からも頑張ろう!」と、報われる思いでした。
メディアに取り上げてもらう。は、商店街活動運営スタッフのご褒美でもあります。
自画自賛しながら、次の高みへと進む原動力が湧いてくるものですよね。
育った街、街の顔となる商店街が、元気で末永く活性化してくれることを、地域の人も望んでいてくれると信じてがんばろう!


