Twitter世界&日本トレンド入り、Netflixデイリーランキングで1位を獲得したドラマ「罠の戦争」。
鷲津(草彅剛)が、自分の言葉で観衆に語りかける街頭演説を見て、震えましたね。皆さんのお家でも、「もうすぐ選挙ね」と統一地方選挙で誰に投票するか関心が高まりつつあるでしょう。
告示3月31日、投開票4月9日と、静岡県議会議員選挙が行われます。
告示から投票までの9日間で候補者選びって難しいですよね。「誰に投票するか、ちゃんと選びたい」
候補者に会ったことがないネット民の為に、沼津市選挙区の候補者SNS活用をランキング形式で比較してみます。
SNS活用ランキング
今日では、ネット選挙はもはや選挙活動に欠かせないものになっています。
各政党は、議員プロフィールに公式サイト以外にSNSアイコンを掲載し、議員のネット選挙を後押ししています。
沼津市選挙区、誰が立候補するの?
3月6日に立候補予定者説明会が行われたが、沼津市の立候補者名は記されていない。
朝日新聞デジタル:3/7 静岡県議選91陣営が準備 16選挙区で無投票の可能性も
静岡新聞:3/7 16選挙区で無投票か 静岡県議選、総定数の4割26人 現職も心境複雑
静岡県:改正後の選挙区と議員定数
沼津市は今年から定員が4人から定員3人に減った。4人が立候補するっぽい。
各候補者SNS調べで、事務所開きや決起集会を終えた方のみをご紹介します。
3月11日現在、立候補するであろう方は、杉山盛雄氏、蓮池章平氏、 加藤元章氏、 曳田卓氏の現職議員さん。
SNSやっている候補者は誰?
調査したのは、Facebook・Twitter・YouTube・YouTube・Instagramです。
候補者全員がFacebookとTwitterをやっていますが、候補者本人、または後援会やスタッフが投稿もあります。
杉山 盛雄 | 蓮池 章平 | 加藤 元章 | 曳田 卓 | |
すぎやま もりお | はすいけ しょうへい | かとう もとあき | ひきた たかし | |
政党 | 自民党 | 公明党 | 自民党 | 立憲民主党 |
年齢 | 64歳 | 69歳 | 59歳 | 69歳 |
当選回数 | 6回 | 6回 | 1回 | 3回 |
2019年得票 | 1位 18666票(29.8%) | 2位 14,135票(22.6%) | 3位 13,709(21.9%) | 4位 8,259票(13.2%) |
サイト | 杉山盛雄公式 | 蓮池章平公式 | 加藤元章公式 | 曳田卓公式 |
最新更新 | 2022/7/7 | 2022/12/8 | 2023/2/9 | 2023/3/5 |
杉山盛雄Facebook | 蓮池章平Facebook | 加藤元章Facebook | 曳田卓Facebook | |
フォロワー | 349 | 1216 | 2478 | 5000 |
最新更新 | 2023/3/9 | 2023/3/10 | 2023/3/11 | 2023/3/6 |
杉山盛雄後援会Twitter | 蓮池章平Twitter | 加藤元章Twitter | 曳田卓twitter ひきたたかしTwitter |
|
フォロワー | 39 | 755 | 306 | 曳田卓11 ひきたたかし152 |
最新更新 | 2023/3/10 | 2023/3/10 | 2022/11/13 | 2022/3/5 |
ツイート数 | 67件 | 2555件 | 461件 | 曳田卓7件 ひきたたかし751件 |
YouTube | × | はすいけ章平チャンネル | 加藤元章チャンネル | 静岡県議会議員 ひきたたかし |
登録者数 | 449人 | 60人 | 4人 | |
最新更新 | 2023/3/12 | 2023/1/3 | 2019/3/29 | |
動画数 | 16本 | 4本 | 6本 | |
× | 蓮池章平Instagram | 加藤元章Instagram | 曳田卓Instagram | |
フォロワー | 1197 | 888 | 471 | |
投稿数 | 420件 | 132件 | 10件 |
更新:YouTube、TikTok 3/28
曳田卓さんがTikTokを運用していらっしゃったので追加しました。手を出しずらいTikTokにもチャレンジしていらっしゃるのは素晴らしい。
杉山盛雄さん後援会がYouTube運用をはじめられたので追加しました。
杉山 盛雄 | 蓮池 章平 | 加藤 元章 | 曳田 卓 | |
YouTube | 杉山もりおを全力で応援し隊 | |||
2023/3/28最新更新 | ||||
杉山盛雄後援会Instagram | ||||
2021/3/22最新更新 | ||||
TikTok | 曳田 卓 | |||
投稿数 | 12件 |
選挙SNSの「活用」と呼べる判断基準
❶(投稿日)選挙の時だけでなく、日常的に利用しているか
❷(投稿内容)候補者本人「自分の言葉」で投稿しているか
❸(投稿内容)自身の主張やPR等の一方通行でなく、住民の関心事に呼応して、候補者の意見を発信しているか、政治活動に反映されているか
と、活用基準を記したものの
比較対象が少ない為、
・SNSを開設している・フォロワー数・投稿数が一定数ある・投稿内容は問わない。とします。
SNS活用ランキング1位は?
SNSフォロワー数・投稿数・投稿内容をもとに集計・分析の結果
・ランキング1位は、蓮池章平氏
Twitter投稿数・フォロワー数・投稿内容が一定数あり。YouTubeはじめ各SNSでは、どのような政治活動を行い、どのような考えを持っているかが発信されています。
・ランキング2位は、曳田卓氏
Facebook友達登録数マックスの5000人。Twitter、YouTube、Instagramを開設運用し、日々どのような政治活動をしているかが発信されています。
各候補者、Twitter、Facebookは動かしており、大きな差はありませんでした。
県議会議員沼津市選挙区は、候補者が少なくて比較しずらい結果となりました。候補者数が多い、市議会議員の方が比較しやすかったですね。
誰に投票するか選びに、役立つネット情報
候補者を知るには、候補者運営のホームページ、SNSに加えて、ネットニュース、議会議事録、選挙公報、ポスティングパンフレットが役立ちます。
本会議インターネット中継
静岡県議会のサイトでは、議会のライブ中継はじめ、会派ごと、議員ごと、用語ごとに検索でき、どんな質問をしているのか「アーカイブ動画」を見る事ができます。
静岡県議会:本会議インターネット中継
候補者本人の言葉選びや人柄がよくわかる動画です。
議員によって、関心事、質問回数も異なって、比較検討材料になります。
SNS×議会動画×選挙公報で、PDCAチェック
❶選挙公報(計画):取り組み予定を見る事ができる。
❷SNS・ブログ(実行):取り組みの経過、報告、課題を見られる。
❸議会動画(確認):実際に、どのように反映しているかをチェックできる。
❹投票(評価):有権者は、候補者の❶~❸を評価して、投票する。
家にいながら議会アーカイブが見られるのは、有権者にとっては大変有意義です。(画像クリックで飛びます)議会アーカイブサイトのアクセス数が増加し、サイトの更なる充実が進む事を期待します。
2019年選挙公報
本会議インターネット中継と、選挙公報に掲げた政治信条が合致しているのかを見比べるとよりわかりやすい。
静岡県:2019年選挙公報 沼津市選挙区 PDF
YouTubeチャンネル
人柄を知るには、直接会えるのが一番ですが、YouTubeチャンネルをお持ちの方もいるので動画でチェックもオススメです。
TikTokチャンネル
2019年選挙結果
前回2019年の選挙結果はこちら。
NHK統一地方選静岡県議選 沼津市
SNSはやらない!っていう考えは、時代遅れ?
得票数の分母数から、市議では、公式ホームぺージ、SNSも活用している方は少なめです。
国会議員は、当選回数が多い議員より、新人議員の方がSNSに力を入れています。
地盤・看板・かばんがないと選挙は勝てないの?
選挙で当選するには、「地盤」組織、「看板」知名度・肩書、「かばん」資金力が必要と言われてきました。
ネットで情報収集をする有権者にとっては、地盤、看板、かばんは、一定程度関係なくなってきます。
SNSやれば、選挙勝てるわけじゃないし~
有権者にとって、SNSを「開設」している政治家は = 政治活動を理解してもらいたい。応援してもらいたい人。と映ります。
SNSを「活用」できている政治家は = 住民の困りごとや関心事をくみ取っている人。と映ります。(特定の有権者の頼み事ではなく、見知らぬ有権者の)
SNS活用は面倒で大変です。時代のトレンドを追う目利きも求められます。それらも込みで、SNSをちゃんとやっている政治家として認識&評価されます。
リアルな政治活動 × SNS情報発信のハイブリッド
SNSにも発信力が重要ですし、実行力の担保となる「看板」知名度が備わっていないとなりません。
夢物語でなく、有権者が「この人なら実行できそうだ」という裏付けが求められます。
リアルな政治活動 × SNS情報発信のハイブリッドが、有権者にとっては理想です。
「罠の戦争」鷲津(草彅剛)のセリフ、「弱い奴には弱いなりの戦い方がある!」
のように、SNSなんか関係ない!と、スルーできない時代ですね。
ライバルに勝つ!!
「SNSで情報公開したら、ライバル候補者にどんな戦い方をしているか、手の内を明かすようなものじゃないか」という意見の一方で、
「俺の戦い方は、マネできるようなものじゃない」「充分、差別化できる政治活動しているから、比較頂いて結構」という意見も。
SNSを育てるのは一日にして成らず。フォロワー、投稿数、SNS運用スキル、そうこうしているうちに、ライバルに引き離されてしまいます。街頭演説はじめ、候補者の日々の活動がSNSの有益コンテンツ、SNSに投稿しないのは勿体ない。
北海道新聞:<デジタル発>「選挙運動、僕らに届かない」 SNSでチェックしてみました
選挙ドットコム:【徹底分析!】横浜市長選挙2021・候補者のSNS比較分析と活用ポイント:どのようにSNSを活用して有権者にアピールしていたのか(中村佳美)
候補者のTwitter、今日の投稿は何?
ということで、早速、候補者のTwitterを見に行ってみよう!